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知事ブログ(平成22年11月)

11月12日(金曜日)の一打 「上海ビジネスサポートセンター」

 6時起床。人使いの荒い産業労働部です。「働け、働け」の私の号令が効き過ぎたか(笑)。
 本日、午前中は、自動車の座席シートを作っている上海進出企業「東洋佳嘉(とうようかか)」「川島織物(かわしまおりもの)」を、経営団体、県議団の皆様とともに視察いたしました。
  川越に本社を置く「東洋クオリティワン」は、ポリウレタンフォームなどを主力とする企業。滋賀県に本社を置く「TBカワシマ」は、もともと織物からスター トし、布地の製造、クッション材との貼り合わせ、裁断、縫製などをしている企業。この2つの企業が、上海の地で、それぞれ「東洋佳嘉」「川島織物」という 企業を起こし、協働して自動車の座席シートを製造しています。
 織物や縫製の企業が、こうした海外進出という形で生き残っていること。上海では若 い女性労働者の使い方が日本とは異なるなど、労働関係をはじめ試行錯誤のプロセスをたどってきたことを、現場を見ながら丁寧にご説明いただきました。「い いものを安く」提供する日本企業の努力に大いに感激しました。
 さて、午後には、11月1日オープンしたばかりの「埼玉県上海ビジネスサポートセ ンター」を視察いたしました。これは、ジェトロ、日中経済協会、上海埼玉県人会、埼玉発の上海進出企業などとの連携の中で、上海及び中国への進出企業の相 談、商談、リスク縮減などを行う機関です。設置者は県ですが、実務は、チャイナワークという中国人が社長を務めるコンサル企業に委託しております。日本人 スタッフ2名と中国人スタッフ1名のいいメンバーです。後日、改めてオープン後10日間の実績などを報告します。
 その後、日本の食料品などを取り扱っている「久光百貨店」を視察。そこで、日本商品の優位性について、話をお伺いすることができました。
  夕方には、上海の日系要人との意見交換会が実施されました。上海首席領事、ジェトロ、日中経済協会、政府観光局、上海日本商工クラブ役員の皆様など、ある 意味では上海経済界におけるオール日本という感じでした。こんな素晴らしい方々に集合していただき、まさに「謝謝」(ありがとう)です。そして、さすが上 海における第一級の日本人の皆様。勉強になる話ばかりでした。1時間で10時間分のセミナーを受講したような気分でした。
 この後の「埼玉県上海 ビジネスサポートセンター」開設記念式典では、上海関係者のみならず、日本進出に期待をかける、上海市以外の市からも多くの参加がありました。加えて、友 好省の山西省から、韓 和平(かん わへい)副秘書長も参加。埼玉大学に留学していた中国人卒業生も北京・天津から駆けつけ参加していただきました。
 「埼玉県上海ビジネスサポートセンター」はスタートから、いい人脈に恵まれ、形はできました。後は、中身を入れるだけだと思いました。